この道28年、マッサージの国家資格を取得しています。 「脊椎手のひら調整」を主に腰痛(ギックリ腰) なら・・とご紹介を多く頂いております 実は私の得意分野は頭痛・肩こり 腰痛は劇的に動けるようになりますから評判になりやすいですが「頭痛」頭を軽くする事のほうが得意なのです! ご質問等はメールでも tenohiraaj@goo.jp までどんな事でもお気軽に!
仕事はデスクワーク(パソコン)が多く、
散歩を日課にしている
昔はサッカーをしていたがここ20年程は
そんなにスポーツらしい事はしていない
2ヵ月ほど前から右膝が痛み出し2週間ほど前から歩いて痛みが強くなり
股関節の部分にまで痛い感じがある
股関節は中の方に痛みがありどちらかというと
痛みは前側のような気がする
膝も痛みの箇所で調整部が異なりますが
この方に伺いますと、
「今は全体的だが、初めは内側から痛み出した」
膝の痛みは内側~裏側にかけて出る事が多く
次に前側、そして外側の順でしょうか。
股関節は前側・・外側・・裏側の順でしょうか
まずこの方は膝の内側の部分を狙って調整して行きます。
骨盤の仙骨と腸骨の関節(仙腸関節)と仙骨と大腿骨(大転子)をつないでいる
靭帯を同時に調整していきます。
この靭帯を5分程触っていますと・・ありました
(手ごたえを言葉で表現しますと、硬くなっている部分があるのです)
ここという手ごたえ そこを押さえながら聞いてみます
「どうですか?・・足にジ~ンと来ませんか?」
「膝の辺り・・・内側の部分に・・・」
「きてる・・・。 そこ・・・いつも痛くなる所にきている」
「痛みの感じも同じではないですか?」
「同じ感じ・・・」 「でもなぜそこが解るの?」 「すごい・・・ふしぎ・・・」
この場所を徹底的に狙います 10分程
膝の具合を確認します
「足が・・膝が軽くなった! でも今はそんなに痛かったわけでは
ないから・・・日課の散歩をしてみないと解らない」
右足で立って膝を曲げてみてもらえますか?
「痛くない・・・そうこれは痛かったんだけれど・・大丈夫!」
膝の屈伸をすると、めいいっぱい曲げた時に痛みがあったんだけれど
今は痛くない」
今度は股関節を狙います
腸骨と坐骨を結ぶ靭帯を緩めていきます
先ほどの部分も狙いながら骨盤全体を 20分程
「股関節はたまに痛くなる感じなので今は解らないが
なにか股関節の辺りも楽な感じがする」
次に膝関節自体も整復していきます 10分程
ついでに足関節(足首)も
確認します
「足が楽、柔らかくなった」
おそらく足は大丈夫でしょう
デスクワークで肩こりもあるというので頚椎を調整 20分程
頚椎1番2番を調整後、
聞いてみます
「視界が明るくなった感じ! 首が回る・・・」
膝痛といっても膝関節が悪くなって痛みが出るパターンはほとんどありません
関節の構造はしっかりしていてめったな事では悪くなりません
(スキーで転倒、サッカーなどでひねってなどの例外を除いて)
初期の段階では腰が原因で膝、股関節痛になる事がほとんどです
ただ、これを痛みがあるままで動いていますと、痛みを避けようとする
姿勢や動きが徐々に膝や股関節などの関節部に負担をかけるようになります
この状態が長期間続きますと、関節部が変形していく事があります
(変形性膝関節症)
レントゲンなどで膝の軟骨が減って狭くなっている・・
といわれてくる方が多いですが、軟骨が減るのは年齢とともに
当たり前に起こることで骨と骨が当たっている訳でもないですし
正常な事だと思います。
軟骨が減るのは皆に起こることであり、では軟骨が減ってくると
全員が膝が痛くなるのかというと、そうではないですよね
膝が痛い方もいれば、痛くない方もいる・・・
膝が痛くなるのは原因が他にあります
私は骨盤(仙腸関節)を主に狙います(変形性膝関節症の方も)
膝と股関節は大事な関節です。
出来れば変形してくる前に手入れをしていきましょう。
Merry X`mas